『ジャージー・ボーイズ』クリント・イーストウッド
映画版ジャージーボーイズ見た。
直前にシアター・クリエでミュージカルを見ていたので、その記憶が補完されつつ楽しく見れた。
また、ミュージカルだとあまり感じられていなかった歌詞の意味と話のつながりが2回目だと感じられて好きな歌が増えた。
My eyes adored you.とかはすごくよい使われ方をしていたと思う。
ただ、逆にCan’t take my eyes off you.については、違和感を強めに感じてしまった。
この歌は娘が亡くなって、その事を胸に歌う歌としては不適当なんじゃないかと思う。
(クライマックスのように使われていたからな気もする)
一番ひっかかるのは、
At long last love has arrived
And I thank God I'm alive
の部分…。
とうとう愛が届いたとか言ってるけど、遅すぎるよ…。
生きていることを神に感謝とか、娘が亡くなった後言わないでしょ…。
そのあたりが気になってくると、You'd be like heaven to touchとかもheavenが直接的な表現に聞こえてしまってダメだった。
歌詞の内容としては、ミュージカル版で使われているFallen Angelのほうがよっぽどしっくりくる。
ここまで書いていて気づいたけど、あの歌はフランシーンのことを歌っている歌として聞くんじゃなくて、フランキーが死を乗り越えるための歌だと思って聞くのが正しいんだろうな。
とりあえず、歌はすごくいいのでひたすらサウンドトラックを聞いてる。