『エマ』森薫
一気に読みすぎて、細かいところ頭に入っていない気がするけど、よい話。
19世紀イギリスでの、ジェントリとメイドの恋物語。
とりあえず、その時代のイギリスの雰囲気とかアイテムとか大好きって人にはオススメ。そのあたりに興味がなければ、まあ、普通のラブストーリーになっちゃうのかな?
オースティンとかまた読みたくなったわ。
ちょくちょく入ってくる用語が解説必要なものだったりで、イギリス文化を多少わかっててよかったーと思いつつ、多分わかってないネタもあるんだろうな。
あと、一気読みしすぎて、各登場人物の人間関係が一致しないまま読みすぎた。
メイドたちとか、名前のちゃんとあるキャラなのかモブなのかわからんくなるわ。
あと兄弟多すぎ笑
エマもウィリアムも好きだから、幸せになれてよかったし、かわいそうだったエレノアに幸せの兆しがあったのは本当によかった。
最後の結婚式はとりあえずみんな(お父さんとアーサー以外かな)笑顔で、幸せそうな終わり方で安心した。
あ、でも社交界に背いて生きていく2人がどんな生活をしていくのかを、もうちょっとちゃんと読みたかったような、でもそれは本当に面白いのか疑問なようなそんな気がする。
【気に入ったセリフメモ】
2巻「ただ守る為だけに守る伝統は僕は嫌いです。それじゃ固執だ。」
6巻「自分の決定が間違っていたことを認めるのも責任のうちです!!」
10巻「生きたと言えるような人生を生きたいから、やったと言えるだけの事をやりたいのよ。」