なんか好きなものについて、ちょっと書いてみよう

本、マンガ、映画、舞台、美術館、旅行。なんでも好きです。好きだなーと思ったものについて、書いて留めようと思います。

映画

『マンマ・ミーア』オル・パーカー

めっちゃ楽しかったー! 前作の楽しさや、舞台らしい楽しさを全開にして作られていて、本当「なんでみんな黙って座ってられるの?」ってくらいの盛り上がりの多い作品でした。 アマンダ・セイフライドは相変わらず可愛いし、新ヒロインのリリイ・ジェームズ…

『ジャージー・ボーイズ』クリント・イーストウッド

映画版ジャージーボーイズ見た。 直前にシアター・クリエでミュージカルを見ていたので、その記憶が補完されつつ楽しく見れた。 また、ミュージカルだとあまり感じられていなかった歌詞の意味と話のつながりが2回目だと感じられて好きな歌が増えた。 My eyes…

『勝手にふるえてろ』大九明子

痛い……。 見ていて本当に痛くなる作品だった……。 自分の殻に閉じこもる女性のメンタルを詳細に描きつつ、コメディタッチなところも非常に多いとても良い映画だった。特に松岡茉優の演技が良い。中学時代に好きだった相手に勝手に片思いし続けていた24歳女性…

『三度目の殺人』是枝裕和

面白かったー。良い人間ドラマでした。重盛と三隅の共通点があり、重なるところがありつつも、決定的に違う。それが実に面白い。 これは重盛と三隅が共犯になり、三隅自身を殺し、咲江を守る話。パンフレットの表紙、返り血を浴びた重盛と咲江、そして何かを…

『美女と野獣』ビル・コンドン

アニメ版を見たのははるか昔で何となくしか覚えていないのだけど、歌が大好きなので楽しみに見に行った。期待通りの映像と歌で非常に楽しかったわー。おぼろげな記憶の中で端役だったと思うキャラクター達に、しっかり肉付けされていて、話が立体的になって…

『3月のライオン』大友啓史

原作の漫画が大好きなので、見に行った。正直に言って、後編見るまでは何とも評価できないなー。元々原作もそうだからしょうがないのだけど、家族の話と零自身の話、二階堂との話が混じり合って、最終的なポイントがよくわからなくなってる。ラストシーン、…

『ラ・ラ・ランド』デミアン・チャゼル

ミュージカルが好きなら絶対に見なければならないと思い、変にネタバレされないよう公開3日目に見てきたー。 いやー、すっごい面白かったし、たのしかった。そしてエマ・ストーンの演技がすごい。最後のオーディションのシーンでのエマ・ストーンの表情がす…

『ほしのこえ』新海誠

高校時代に雑誌か何かの紹介ページで見て、ずっと見たいと思っていたのに見ないままになってしまっていた。『君の名は。』をきっかけに他の新海誠作品も見てみるかってことでとりあえずこいつから。 新海さんが自分の妄想とフェチズムをほとんど1人で形にし…

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』デビット・イェイツ

ハリウッドの文脈に正しく乗せたハリー・ポッター世界。つまらなくはないけど、感動するほど面白いかと言えば微妙。 どの辺が微妙かまとめてみた。【プロットが微妙】町を巻き込む大きな事件、主人公はちょっとしたミスと勘違いで権力に追われる。結局敵の黒…

『スター・ウォーズ ローグ・ワン』ギャレス・エドワーズ

様々な思惑が巡る序盤から、多数の人が命を賭して希望を繋ごうとする終盤まで終始最高に面白かった。興奮の震えが収まらない。 俺の大好きなチームものなんですよね、これ。大量破壊兵器の設計者の娘、反乱軍の幹部、改造された帝国のドロイド、帝国を裏切っ…

『レッドタートル』マイケル・デュドク

人が生まれ、愛する者を見つけ、子どもを産み育て旅立たせ、時に理不尽な命の危機にあいながらも寄り添いながら生きていく。人間の人生と死を無人島の中というミニマムな舞台の中で圧縮してシンプルに描く。余計なものを全力でそぎ落として生と死と愛だけを…

『ONE PIECE FILM GOLD』

尾田栄一朗プロデュースの映画3作目。 前回のZと違い、今回はただひたすら派手に爽快にエンターテイメントを追求した気がする。 一応作品の根幹テーマである「支配と自由の対立」は強くでているものの、そこを深く感じるのよりも、ただこの爽快感を感じればO…